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グロ詩 第2章
0-50  51-100  101-150  151-200  201-250  251-300  301-350  351-400  401-450 

251 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年06月22日(水) 20時51分53秒
心の何処かで感じている優越感
何処からともなく聞こえてくる
その声に耳を傾けてしまう
「薄っぺらな理性など捨ててしまえ」
優越感感じちゃってるけど
薄っぺらくても僕の自我。
耐えられなくなった
弱い僕

飛び降りた


252 名前 : ききら★ 投稿日 : 2005年06月23日(木) 20時44分14秒
なぜ殺してくれなかったの?
私のことが嫌いで憎いんでしょう?
どうして?
私のことが好きだったんだね
だったら一緒に逝こうよそうしたらずっと一緒だよ


253 名前 : ミリアム 投稿日 : 2005年06月27日(月) 17時22分47秒
何時ものように貴方に縛られて
何時ものように鎖に繋がれて
ねぇ、欲しいの…
貴方から与えられるものならば
鞭でも飴でも、例え死でも何も怖くない…
こんな私は狂っていますか?
ねぇ…叩いて?蹴って?次は何をしてくれるの?
従順な狗のように待ちわびて
なのに貴方は離れていった
縛られたままの私から
帰って来てくれないの?
閉められたドアが「YES」と答えた
動けない…動けない動けない…

時が流れて私は本当に動けなくなった
いえ、動かなくなった
それでも私は怖くない
貴方から与えられた最高の悦楽だから…
そして私は朽ちていった
腐敗臭に満ち満ちた暗い部屋の中で
どれからい時がたったのか?
私にはそれを知る術がない
私の中の時は、貴方が出て行ったその瞬間で止まっているから


……ほど無くして、一筋の風が私の屍を撫ぜた
でも、今の私には
その清々しさを感じ取ることができない









254 名前 : ミリアム 投稿日 : 2005年06月27日(月) 18時43分57秒
誤植です;;
どれからい→どれくらい
すみません↓↓


255 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年07月01日(金) 21時14分35秒
ねえ この世界では 何で戦争があるの?
ねえ この世界では 何で人が死ぬの?

何で 私が苦しまなきゃならないの?
何で 私が憎まれなきゃならないの?

怖いよ 淋しいよ 
いっそ 殺してよ 貴方のその刃で

出来ないのなら 狂わせてよ
その貴方の 刃の様な 言葉で

こんな世界で 生きていたくなんかない
人の心が 汚れてしまった この世界では
もっと 綺麗なところへ 行きたい
花の 咲き乱れる 日差しが眩しい ところへ

この私が 美しく笑えるところへ
何も悩まずに 笑えるところへ


256 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年07月01日(金) 23時49分15秒
泣いてる僕を見つけてくれないか
僕を救ってくれないか
ドロドロに腐った人間関係の
沼の中から


257 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年07月06日(水) 21時12分17秒
◇夢の中の蝶々◇

私の蝶々は夢の中にしか現れないの。
だから、その蝶々は私にしか視えない。

皆は『そんなの幻想だ、狂ってる。』と言うけれど、
違う、私には視えるの。
奇麗な紫色の蝶々が、ひらひらと飛んでいるの。

その蝶々は、私を蝕んで汚していく。
でも私は、蝶々がいないと生きていけないの・・・。



258 名前 : 投稿日 : 2005年07月06日(水) 22時15分42秒
2個上の名も無き人さんの詩見惚れてしまいました。
もっと書いて欲しいと思いました。

あと、月虹さんの詩も不思議でどことなくしっくり来ます。
詩とか書いてなくてすみません。
どーしてもこれを書いときたくて・・・。


259 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年07月07日(木) 12時54分43秒
血の口紅に

 骨のドーラン

手のひらサイズの干し首を
 
 お手玉代わりに放り投げ

配る風船呪いをこめて

 血の香振り撒き歩く道化師


260 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年07月07日(木) 20時34分15秒
恍さんへ。
私の詩を褒めていただいてありがとうございますv
すごくうれしいですーv
これからも詩を書いていこうと思います。


261 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年07月07日(木) 21時03分28秒
◇願いが叶うなら◇

願いが叶うなら、私は何でもしてあげる。
この私の、命だって差し出すわ。
でも絶対に、あの人に逢わせてね?
もし約束を破ったなら、私は貴方を殺すわ。

願いが叶うなら、僕はなんでもするよ。
お気に入りのプラモデルだってあげる。
だから絶対に、ママに逢わせてよ。
それが嘘なら、僕はあんたを殺すよ。

願いが叶うなら、俺は何でもするさ。
俺の物を全部やる。
でも絶対に、あいつを殺せよ。
もし破ったら、てめぇを殺すからな。

あぁ、可哀想な神様。
貴方はいつも約束を破るから、殺されても仕方ないね。
ほら見てみなよ、貴方が約束をやぶって死んだ者達が、
こっちに向かってくるよ。もうこんなに近くにいるよ?
ねぇ、神様。もう聞こえないと思うけど、
自滅しちゃったね。
こんな事にならないように、来世では気を付けるんだな。
俺はもう行くよ。
じゃあな、せいぜい頑張れよ。


262 名前 : 炎蘭 投稿日 : 2005年07月07日(木) 23時37分44秒
大きな桜の木

その下にあなたは眠っている

どんなに叫んでも

もう戻ってこない

寂しく散る桜の花びらが

あなたの血のようで

とても 悲しく 寂しく 憎らしい

折れた枝が

あなたの四肢のようで

とても 虚しい 苦しい 恨めしい

見上げた空が赤かった



263 名前 : 投稿日 : 2005年07月08日(金) 17時22分11秒
月虹さん
お返事くれるなんて思っても見なかったので、嬉しいです。
今回の詩も読みました!やっぱりなんかぼく好み(?)でした。
次の詩も楽しみに待ってます。

あと、炎蘭さんの詩もぼくにとってスッゴク印象に残りました。
最後の『見上げた空が赤かった』って言うしめが良いと思います。
まあつまらない事書いてすみません・・・・。


264 名前 : 恍惚 投稿日 : 2005年07月08日(金) 21時17分39秒

どうして夜は来るのだろう

誰のために来るのだろう

僕の周りの水溜り それは余りに輝いて

まるで僕とは正反対・・・・

対照的な君の姿

思わず嫉妬してしまう

僕自身でも僕を止める事は出来ないだろう

そのまま・・・・せめてそのままの姿で逝ってくれ

月明かり 真紅の血が輝きをまして

そして・・・・・・・やがて暗闇へ消えていった


265 名前 : 炎蘭 投稿日 : 2005年07月08日(金) 22時17分52秒
恍さん、そんなこと言ってもらえるなんて
嬉しい限りです。
有難うございました。


266 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年07月09日(土) 00時11分49秒
夕暮れ 血の赤 叫び声

 宵闇  まどろみ 堕ちてゆく

   明け方 目覚めはあの世にて


267 名前 : 投稿日 : 2005年07月09日(土) 09時58分44秒
いやいや。僕は思った事をいいたかっただけですよ。
炎蘭さん。また書いてくださいね。


268 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年07月09日(土) 12時03分37秒
◇崩壊の楽園◇

あの瓦礫の上に 私は座っていた
もう 誰もいない
生きてるのは 私だけ
みんな 死んでしまった


辺りは血の海 川が紅く染まっている
森が 砂漠に変わり
海が 乾いて
生き残った人々も次々と 死んでいく

***********************************************************
恍さん
ありがとうございますv
また、次も頑張って書かせていただきますね。

私も恍惚さんの詩、結構好きですよーv
とくに264の詩が気に入りましたw


そして また独り
この 瓦礫の上を歩き続けましょう
私の 狂った足で


269 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年07月09日(土) 12時05分09秒
あぁ!間違えた・・・。もう1回投稿します・・・。

◇崩壊の楽園◇

あの瓦礫の上に 私は座っていた
もう 誰もいない
生きてるのは 私だけ
みんな 死んでしまった


辺りは血の海 川が紅く染まっている
森が 砂漠に変わり
海が 乾いて
生き残った人々も次々と 死んでいく

そして また独り
この 瓦礫の上を歩き続けましょう
私の 狂った足で

***********************************************************
恍さん
ありがとうございますv
また、次も頑張って書かせていただきますね。

私も恍惚さんの詩、結構好きですよーv
とくに264の詩が気に入りましたv


270 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年07月10日(日) 21時32分44秒
喜び

怒り

哀しみ

楽しみ

これが 人間の感情
この中のどれか1つが 欠けていても

人は 人になれない


271 名前 : kio 投稿日 : 2005年07月17日(日) 23時28分01秒
好きで好きでたまらない人
ずっと傍にいたい
だからワタシはアナタに誓う
アナタの傍にワタシは居ます
ドンナトキモ


272 名前 : 虹虚 投稿日 : 2005年07月19日(火) 00時42分39秒

初夏。
鳴るのは風鈴。
流れるのは風。
そして、壊れた。




僕の眼には君が写る。
君の眼には僕が写るのですか。

ただ、ひたすら遠くを見ている。
ただ、ひたすら君を見ていた。


僕は何者ですか。
僕はどうなるのですか。
君に分かりますか。


どうせ手に入らないのなら
壊してしまおうか。





初夏。
鳴るのは銃声。
流れるのは血。

壊れていたのは僕でした。


#########################
初です。
あんまりグロくない気がする…
もっとうまくないりたいです。


273 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年07月22日(金) 21時31分08秒
嫌だ 何で来るの

来ないでよ 私なんてどうでもいいんでしょう

私みたいな人間 死んだほうがマシだって思ってるんでしょう

哀れみなんか いらない

そんな 表だけの優しさなんて

私はね 温もりが欲しいのよ

心からの 温もりが欲しいの


死んでしまうくらい 抱きしめていて

それだけでいい 私はそれだけが欲しかった



でも 貴方は私を突き放して

表だけだよ 気付かなかったの

と 言ったね

それで私はこんなに なってしまった

貴方のせいだからね 






もう 絶対にユルサナイ・・・・・・・・


274 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年07月23日(土) 00時42分44秒
三途を渡る六文銭

持たずに逝ったあの人は

きっと水面を眺めてる

まさに輪廻の落とし穴


275 名前 : 炎蘭 投稿日 : 2005年08月11日(木) 22時02分58秒
自分の存在が認められないこの世界から

逃げたかった

自分の身体を傷つけて

逃げようとした

でも、逃げた後に残ってたのは

傷ついた自分の身体だけだった



誰も信じられなくなったこの世界から

逃げたかった

誰かに裏切られて傷つくくらいなら

自分から相手を傷つた方がイイと思て

相手を傷つけた

でも、逃げた後に残ってたのは

傷ついた自分の心だけだった

悲しくて 苦しくて 逃げたのに

後残った自分を見て

もっと悲しくなった 苦しくなった 逃げてしまった


276 名前 : 洋介 投稿日 : 2005年08月12日(金) 20時49分02秒
眼下に広がる腐った世界

このまま飛び降りられたら
どんなに楽だろう

遺すものは何も無い

雲の間から光が漏れてきた
俺を引き止めるように

それもどうでもよかった

俺はその光から逃げるように
闇に堕ちていった

````````*```````````*``````````*``````````*`````
てな感じww


277 名前 : 菟哭 投稿日 : 2005年08月17日(水) 22時16分28秒
私の部屋は密室状態
部屋の電気は停電状態
貴方の脳は睡眠状態
私の脳は感電中
今からゲームをしましょうか
貴方が鳴かなくなったら
私の負け
貴方が鳴いている限り
私の脳には電気がはしる
鳴いて 声が嗄れるまで
叫んで 声が嗄れるまで
貴方の声が私の脳を爆破する
見せて 貴方の歪んだ顔
見せて 貴方を伝う紅い液
貴方の液が私の脳を刺激する
ゲームが終わりを告げました
貴方が鳴かなくなったから
私の負け
貴方が鳴くのを止めたから
私の脳の導線が切れた
私の部屋は密室状態
部屋の電気は停電状態
貴方の脳は睡眠状態
私の脳は故障中


初で意味フですません;


278 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年08月18日(木) 00時14分46秒
迷子の 迷子の 吸血鬼

貴方の人生はどうですか?

人々に 忌み嫌われて

化け物と 恐れられ

貴方は 生きていて 楽しいですか?


でも 僕と同じだね

独りじゃなかった


迷子の 迷子の 吸血鬼

ねぇ これからは 

僕と一緒に 歩いていこう?


279 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2005年09月11日(日) 19時55分54秒
壊れるのは怖い 壊すのも怖い でもどちらかをしないと狂ってしまう
黒い硝子と目が合った 硝子の目玉と目が合った
やらなきゃいけない やらなきゃいけない 艶やかな人の髪を持つ人形のため

  私はきれい 私は綺麗 私はカワイイ 私は可愛い
  でも着物が色あせた 綺麗な紅いおベベが欲しい
  だから頂戴 私に頂戴 紅い血潮の浴衣を頂戴

包丁忍ばせ学校へ行く 包丁にぎって息を吸う 男子トイレであの子を待つ
柔い身体に目をつけた 肌からすける青い血を見た
やらなきゃいけない このこならやれる きっと綺麗な血をくれる

  私はくやしい 私は口惜しい 私はなきそう 私は泣いた
  紅いおべべの身代わりに 人の身体を失った
  だから要らない 私は要らない だってもう消えるかr


280 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年09月21日(水) 11時28分04秒
散った花弁を集めても


281 名前 : ゆつこ。 投稿日 : 2005年09月22日(木) 17時35分38秒
おねえちゃんとけんかをした。
おねえちゃんはあたしにひどい言葉をいっぱい いった。
「ぶす。でぶ。ばか。」
わたしはがまんできなくなって
「おまえなんかしね」
といった。
おねえちゃんはカッターナイフを手に持って
じぶんの首にきりつけた。
文房具ようのカッターナイフだから
そんなに深くはきれなかった。
おねえちゃんはゆかにころがって
なんかいも首をきりつけた。
いつのまにか血がいっぱいでていた。
あたしはびっくりして
こわくなってうごけなかった。
もしおねえちゃんがしんだら
パパとママはあたしのせいにする。
またあたしがおこられる。
だからもうやめてほしかったのに
おねえちゃんはやめなかった。
ゆかにころがったまま
げらげらわらいながら
なんかいも首をきりつけていた。


282 名前 : キューピー人形 投稿日 : 2005年09月22日(木) 20時24分18秒
『今の気持ち』


何故か今私はとても悲しく切ない気持ち
何でだろう 何でだろう

...

....

............?


何か特別悲しい事があったわけじゃない...


寂しいのかな....


寂しがりやなのかな....


今日はもう動けない...

だから解決する事も叶わない.. ...


この気持ちを耐えるしかないのか... ..?



あぁ恋がしたい



恋がしたい......。





グロくないね これ





283 名前 : 洋介 投稿日 : 2005年09月23日(金) 19時20分47秒
 気がついたら手に握っていた
 カミソリ
   ・・・?
 
 手首からながれる鮮紅の血
 床にたまる血の水溜り
 
 正気に戻った俺は
 痛みに悶えた

 月光の差すこの部屋の片隅には
 君が立っている
    
     いい気味ね。
 
 君は言う。
 
 微笑みながらたっている君に
 俺は懇願した
  
    殺してくれ、と
  
 君はカミソリを手にして
 腕を振り上げた
 
 それが
 俺が最後に見た光景だった





284 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年09月23日(金) 21時30分27秒
「生きていたって意味が無い。」
「死んだほうがましだ」
・・・・・・貴方はそう言う。

私は、
「死ねばいいじゃない。」
とナイフを渡す。

楽しい事は無いの?
悲しむ人はいないの?
死は怖くないの?

「死ねばいいじゃない」「死ねばいいじゃない」

...貴方は、死んだ。


285 名前 : z 投稿日 : 2005年09月25日(日) 02時33分44秒
鋭利な光を 欲して見つめた

触れれば冷たく 重い感触
  
危険なものに 自分を写す

もの欲しそうに 自分を見つめる

持ち手を変えて 肌に感じた

躊躇いながらも 横になぞった

痛快なのか 快楽なのか

雫は膨れ 一体となり

一部を赤で 薄く染めた

物足りないと 自分を見つめる

安心しろと 言い聞かせる

明日 お前に

赤い 洋服を着せてやるから
 


286 名前 : 道化 投稿日 : 2005年09月27日(火) 02時21分00秒
恍惚としていく

あなたに 首を絞められて
冬の山に 捨てられて

寒さを忘れて 微睡んで
衰弱していく ワタシの躯


思考回路は 溶解し
ココロを 妖しく支配する

白い絨毯に 身を伸ばし
ワタシは瞼 優しく閉じた


嗚呼 きっと 目覚めたら
ワタシは あなたに 恋をする

愛するあなたに 微笑んで
首を絞めて 殺してやる


287 名前 : ききら★ 投稿日 : 2005年09月27日(火) 20時39分08秒
消えない傷
どうしてだろう・・・・・
なんでだろう・・・・・・・
こんなに愛しているのになんで思いは、伝わらない?
なぜ?どうして?
ねぇ・・・・・・・姉さん
なんでなにもいわないの?なんで笑わないの?
なんで・・・・・ねぇどうしてなんで
目を閉じたままなの?
ねぇ起きてよなんでなんで僕こんなに愛しているのに
何処へ逝ったの?
ねぇ


288 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年10月01日(土) 22時18分09秒
詩(うた)を唄おう 私の声で

月夜の庭のmoon riverの樹の下で

「貴方を殺すわ
 月夜の晩に
 この呪われた私の声で
 moon riverの木の下へ
 明日の零時に木の下へ
 必ず着てね
 待ってるわ...」

私は唄う 貴方の為に...


289 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年10月02日(日) 01時23分01秒
君は不幸せだという
私はそれを羨ましいという
君は何故だと私に聞く
私は答える
幸せを知っているから不幸せを知れる
私は幸せを知らないから
そんな感情が分からないと


290 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年10月02日(日) 23時04分22秒
はよかったなんて 言うけれど
表しか見てない あなたに何が分かるの-----------?


私はね、心に深い傷を負ってたんだよ。
それに気付かずに貴方は笑っていたよね。
なにも考えずに笑っていた貴方を、私は憎かった。
それと同じくらいに、羨ましかった。

そして、何年かたったある日、私は貴方を見かけた。
あの頃と全く変わらぬように笑う貴方を。
貴方は私に気付き、
「話さない?」
って声をかけてきたよね。

話の中で、貴方は、
「昔は良かったね。」
と、太陽のような笑顔で言った。
その笑顔が私には眩しすぎて、焼き尽くす程だった。
「表しか見てない、貴方に何が分かるの?」
私は言ってやった。

貴方は、何?という風に私を見ていた。
その瞬間、私は殺意を覚えた。貴方にね。
私は「なんでもない」と言って、
また明日に、会う約束をした。
貴方を殺すために。

and that's all ?


291 名前 : 秀人 投稿日 : 2005年10月03日(月) 13時20分41秒
ねぇ、
聖女のような笑みで
人を抱きしめてあげられる貴方。
中身は真っ黒なのにね。

沢山の愛を注いでくれたのに
結局ソレは
自分勝手な愛を押し付けていただけだったんだよ。

もう誰も
貴方の狂気に歪んだ愛なんかいらない。

僕はただ
あの人と一緒の愛で
貴方に愛されたかっただけだったんだ…


292 名前 : 投稿日 : 2005年10月07日(金) 12時58分36秒
それはずっと昔の話。
1匹の蜘蛛は綺麗な蝶に恋をしました。

「コッチへオイデヨ」

朝露に濡れた蜘蛛の糸に、
碧い蝶はひっかかる。

「キミノ羽根ハ美シイ…サァモットヨク見セテ」

でも、蝶はもう動かない。

「ドウシテ?キミヲ愛シテイルンダ…」

蜘蛛は悲しくて悲しくて涙を流した。
自らの手で殺めてしまった、小さな蝶を抱きしめながら。


293 名前 : 秀人 投稿日 : 2005年10月07日(金) 23時38分33秒
貴方が生きる為ならば
この命
この臓器
この記憶
全てを捧げても構わない。

愛する貴方の為ならば。
貴方だけの為ならば…


294 名前 : 秀人 投稿日 : 2005年10月08日(土) 01時19分39秒
「私のこと、自由にしてくれる…?」

なにもかも、全てを映していないかのような君の瞳。
俺は君を心から愛した。

君の願いを叶えてあげるよ。
約束する。
必ず。必ず君の願いを―――……

あぁ、なのにこの光景はなんだ?
何で俺の両手は赤く染まっているの…?
何で床に血のついたナイフが落ちているの…?
何で俺は泣いているの…?

ただ
君を自由にしてやりたかった。
それだけ。

俺は間違っていたのかな…?
間違っていないよね…?
だって冷たくなった君の顔は
確かに笑っていたのだから…


295 名前 : 夜深子 投稿日 : 2005年10月09日(日) 00時48分45秒
綺麗に流れる紅い水
錆付いた色に混じって桃色の花弁

「綺麗ね」

私は振り向きもせず言った

返事が無い

「ほら、貴方の中を廻っていたモノの上に落ちてる」

そう思うと綺麗としか言えない

「ねぇ」

綺麗でしょう?
私が作り上げた綺麗な綺麗な芸術作品
緋色の中に薄い桃色が溶けて

「貴方よりも綺麗だわ」

そうでしょう?




彼女は転がっている子供の首に語りかけていた

私はソレをただ 離れたところから見ているしか



デキナカッタ




************
グロくなくてスイマセン;;
実はこれシリーズなんです。
これからも書いていいんでしょうか…;
初めてなのにでしゃばってゴメンナサイ。


296 名前 : ゆつこ。 投稿日 : 2005年10月10日(月) 17時48分49秒
乾えて
震える唇に
ぼくは
それでも水をあたえませんでした。

ただ美しいあの人が
絶望のおもいで震えているのを
ぼくは
だまって見つめていました。

純色の快楽に喘ぐ
不埒なぼくの指先。

乾えて
震える唇に
ぼくは
それでも水をあたえませんでした。


297 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年10月11日(火) 17時04分46秒
月に虹が架かる

七色の罪の色が

赤 殺人 

紫 強姦

青 自殺

緑 盗み

橙 拷問

黄 狂人

ぼんやりと

満月が出た日には月虹が架かる

それが 私の名前


298 名前 : 夜深子 投稿日 : 2005年10月11日(火) 17時41分09秒
一番真っ赤なのは何か知ってる?


一番初めに聞いた言葉はソレでした

彼女と出会った頃の私は幼く
その言葉の意味がわかりませんでした

けれど ようやく解りはじめました

彼女が聞きたかったのは
この世で一番綺麗なのは何?
という事だったのだと

そして彼女は答えを見つけた

「この世で一番綺麗なのは」


血よ



彼女は低く呟いて
弟の首をとても丁寧に拾い上げました



*************
シリィズ第二段(何/字違)
何かわけのわからん仕上がりですがいかがですか。
美味しくないですか、そうですか。


299 名前 : 月虹 投稿日 : 2005年10月15日(土) 01時32分51秒
こんにちは 死神さん
何故そんなに驚いているの?

・・・、あぁ 僕が死神さんに気付いたからだね
結構何でも見えるんだ 
死神さんが 僕のパパとママを迎えに来たこともわかってるよ

いいよ 連れて行っても
だって しょうがないでしょ?
僕には優しかったけど 悪い事してるってわかってたもん
あんまり好きじゃなかったし

ねぇ でも一つだけお願いがあるんだ
死神さん 僕も向こう側へ連れて行って欲しい
もう 生きる事に疲れたんだ

子供の癖にとか思うと思うけど 仕方ないんだ
一緒に連れて行ってよ

・・・、いいの?嬉しいな この世から離れられるなんて


300 名前 : 秀人 投稿日 : 2005年10月16日(日) 11時25分34秒
白い壁 白い部屋 白い光
何もない「無」の世界に
俺は生まれ落ちた。

何に
誰から逃げるのか。
首には「首輪」
足には「足枷」
逃げようと思っても逃げられるわけないのに。
こんな窓も扉も無い部屋じゃ。

貴方の時折見せてくれる笑顔も
優しい笑い声も全部 全部
幻想だ。

僕は
何を見てる…?

ここは「無」の世界。
何一つ存在しないというのに。

― そう何一つ ―

だから
「俺」も幻想だ。



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