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グロ詩 第2章
0-50  51-100  101-150  151-200  201-250  251-300  301-350  351-400  401-450 

151 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2005年03月07日(月) 19時10分19秒
止まない雨に
大きな傘を

病んだ撲に
止まない雨を

傘など不要


152 名前 : 朝堊樹 投稿日 : 2005年03月08日(火) 23時12分52秒
ただ ひたすら 闇を這い
ただ ひたすら 何かを求め続ける

私は 何を求めるのでしょう
私は 何処へ行くのでしょう

どこまでも  暗闇

永遠の 時

死を 求め

光を 探し

ただ 進む


永遠に 終わらない 私の旅


153 名前 : 埜良 投稿日 : 2005年03月09日(水) 20時42分47秒
空に落ちてくお月様
皿の上にそのままで
ナイフとフォーク
美味く食べましょう
笑いながら駆け回ってた
脚に血が滲んでるよ
笑いながら
落ちてきた
あはは
お祈りしよう
明日死にますように
皆皆


逆さまの世界
空に地べた
汚いね
臭い水が降ってくる
逃げろ逃げろ
逆さまの家に母さんが吊られてる
ブラブラ
今日の晩御飯なぁに


―――――――――
悪意とか、狂気とか表現しようとしたらしいと風の噂で聞いたっぽい感じがするようなしないような。


154 名前 : シン 投稿日 : 2005年03月12日(土) 23時39分23秒
何処に置き忘れたの?
楽しむ心を 悲しむ心を
皆が問う
けれど私は忘れていない
ただ初めから知らないだけ
それは教わる価値のあるもの?
呟きながら少女は踊る
蒼き三日月その下で


155 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月13日(日) 14時05分02秒
人間とは欲深な生き物だ。
つねに人よりも上の地位に立ちたがる。
自分より弱い弱者という存在がいなければ安心ができない。
いくら奇麗事を言っても所詮は他者を見下している無様な生き物だ。
世界のことわり。

弱肉強食

弱きものの肉を強きものが喰らう。
この流れはもう誰に止めることなどできない。


永遠に・・・・・




156 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月13日(日) 14時16分36秒
翼をもぎ取られ、地に落とされた。
光を奪われ、闇を与えられた。
翔べない天使。
希望なんて無い。
あるのは絶望だけ。
それでも自分を信じて歩き出す。
天使は闇へと消え去った。


157 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月13日(日) 19時09分44秒
心の置き場所は何処?
問い掛けても返らない答え

帰らない
返らない

まずは
自分の心の場所を知って置く事が重要


158 名前 : 投稿日 : 2005年03月13日(日) 19時41分24秒
愛しい人を自分だけのものにしたいと思うのは間違っていない
綺麗な貴女を独り占めしたかった
閉じ込めてでも
殺してでも

冷たい貴女にはわからないだろう?

僕がどれだけ貴女を愛していたか




これが僕の愛情表現だって・・・


159 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月15日(火) 13時57分49秒
闇を這い
生と死に挟まれ

ただ ひたすら
あの光を追う

いつになれば良いのでしょう

どこまで行けば届くのでしょう

ただ 闇を這い
ただ 生と死に挟まれ
ただ あの光を追う

この矛盾した時はいつまで続くのでしょう

†††††††††††††††††††††††††

ねえ、声を聞かせて?

あなたの 透き通る美しい声。
いつまでも聞いていたい あなたの声。

私の中に閉じ込めたくなる、美しい声。

ねえ、その声は私のためにあるのよね?

そうでしょう?

どうしたの?

ねえ、答えて?

また、光を失いたいの?

今度は、何をしてほしいの?

まずは、石抱きかしら。

次は、木馬がいいかしら。

水攻めは駄目よ、声がよく聞こえない。

ああ、擽り攻めはどう?

そうしましょう。あなたの笑い声、久しぶりだもの。

どうしたの?

具合が悪いの?


ねえ。




声を、聞かせて。

†††††††††††††††††††††††††
2つ続け、失礼しました。
上の2つの詩は一応別々のつもりです。



160 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2005年03月15日(火) 15時53分35秒
瞬間的描写

光が走る
周りが赤い
自分はどうだ
自分の存在はどうだ

窓の外の光景は
深紅に染まる
だが目には黒色

一瞬の希望の光すら
見えなくとも

「存在を認めて。」と

見えない「僕の存在を。」と


161 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月16日(水) 18時11分04秒
一方的な愛情

必要な時に利用する
必要ないときには突き放す

そんなのに

愛なんて無い
あるのは
利用価値だけ

アンタなんて要らない

人間として
嫌い


162 名前 : 投稿日 : 2005年03月17日(木) 15時39分09秒
貴女が私を生んだのよ?
貴方も私を生んだのよ?
なのに ねぇ、なぜ?
みんな私を嫌うのよ・・・
ならば私は恨みましょう
名前のとうりに恨みましょう
私の名前は『恨み』
皆が私を生んだのです。
どんどん どんどん
恨みなさい
私が大人になるために
・・・・私が大人になったなら

この世界、無くなっちゃうケド・・・


163 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2005年03月17日(木) 16時06分38秒
吸い寄せられる君の瞳
僕の名を呼ぶ君の口
僕の名前「    」
そう、それ。
人形(ひとがた)

僕の声は響かない
僕を見つめる君の瞳
僕が叫んでも
誰に響く事もなく
ただ
虚しく無音の空間に
消される
僕の名前「    」
もういちど

よんで


164 名前 : ペン 投稿日 : 2005年03月17日(木) 16時50分30秒
なぜここは死体の山?
なぜ血がみあたらないの?
200人くらいが山に 死んでも悲しくない
でも大好きな血が見当たらない
なぞめいてた その時
血の雨が降ってきた うれしかった
傘なんて差さないよ
笑ってはしゃいで血の雨 口に
ああ そっか
今日は私の誕生日 だから?神様
私の誕生日 祝ってくれてるのね?
ありがとう これからも降らしてね
血の雨をさぁ



165 名前 : 投稿日 : 2005年03月17日(木) 17時15分21秒
光は闇に勝てないよ
どんなに闇を倒しても
光が闇を生むんだよ
太陽に手をかざしてごらん
ほら 影ができただろう
光があれば闇もある
裏のないカードはないだろう?
だからいっそ
すべてを闇に染めちゃおう

君と僕のふたりでさ・・・


166 名前 : 投稿日 : 2005年03月17日(木) 18時06分24秒
真っ赤な月に願ったよ
大きく丸く 真っ赤な月に
どんな事を願ったか?
教えてあげよう 君だけに
僕が月に願ったことは
『滅亡』
これは僕が望むもの
それは世界が望むもの・・・


167 名前 : ペン 投稿日 : 2005年03月17日(木) 18時57分11秒
君がもしも 壊れたら
直してあげよう 大事なものだし
君は動かぬものだから 
けれど僕が愛用してて
ボロボロ 皮膚が 破けてる
直してあげよう 人からさ
奪ったものを 詰め込んで
そしたらさ 君がきらめいて
微笑んでる 人形じゃない
君は僕の人形さ 遊び相手になってね
また壊れてきたらさ
人のものを奪って 整えてあげよう


168 名前 : 投稿日 : 2005年03月18日(金) 17時54分44秒
僕は強い
そう思ってた
だけど
君が居なくなっただけ
だけなのに
胸が 痛くて
   苦しくて
初めてだ こんな気持ち
辛いこの気持ちの意味を
だれか
教えて




そうか

僕は

君を



愛してたんだ



・・・・・・・・・・・・
ガガ&疾風へ捧げる
(ごめん・・・


169 名前 : 投稿日 : 2005年03月18日(金) 21時02分00秒
永遠の物語なんて無いんだ
だったら  ねぇ
僕と一緒に創ろうよ
永遠に続く物語


あぁ でも


その前に君がしんじゃうか


170 名前 : ペン 投稿日 : 2005年03月18日(金) 21時14分22秒
赤い月 どんなに待っても見れないな
何十年も生きてきた 毎晩毎晩月をさぁ
1日休まず 見たのにね
赤い月が 見れないの 黄色の丸いものだけなの
透明レンズを紅に ぬった
これで 黄色い月を見た
いつも紅色の お月さん
毎日毎日 見れるなぁ
お星様も 紅色になるなあ
夜空が 不吉に 
綺麗に なっていく  ←疾風さんへ 


171 名前 : 投稿日 : 2005年03月18日(金) 22時24分27秒
私より小さい君へ
私は君に興味があるよ
小さい人の骨って
どんなふうになってるの?
小さい人の内臓は
どれくらい大きいの?


自分の身体じゃ試せない
だから


君の身体で調べるよ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
疾風へ


172 名前 : 投稿日 : 2005年03月18日(金) 22時53分03秒
常に病気な
自分と言う存在

常に常に
何かを切り裂きたい
何かを破壊したい
壊したい
壊したい壊したい

そんな衝動

止まってくれない。

「何も出来ないくせに。」
「ああ、そうさ。」

頭の中だけで膨らんで
進む病気

脳内の止まらない会話

表の自分と言う
自我の塊

全部が滅茶苦茶

意識が遠退く。


173 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月18日(金) 23時04分18秒
コンプレックス
それは感情のゆがみ
欲望
観念

僕のようだね

満たされない欲望
いつも君に向けている

コンプレックス
それは感情のゆがみ

コンプレックス
それはまるで僕のよう・・・

・・・・・・・・・・
六さんへ(返品可
(意味不明・・・


174 名前 : mail 投稿日 : 2005年03月19日(土) 02時09分08秒
綺麗な蒼い満月の夜
月の雫は少女になる

古城の螺旋階段上る
ここが何処かも解らず

螺旋階段何回目?少女の足はもうボロボロ・・・
そんな時に人に会う黒猫抱いた不思議な・・・

次の瞬間少女は突き落とされ
後には口のまわりを赤くした生臭い黒猫だけが残った。


175 名前 : 投稿日 : 2005年03月19日(土) 14時45分52秒
173のレス
名も無き人になってますが
私のです。
スイマセンでした。


176 名前 : 投稿日 : 2005年03月19日(土) 22時29分55秒
どれだけ苦しんでも
明日は来てしまうのか

どんなに泣き喚いても
時間は進んでしまうのか

太陽が昇り
光が差し
太陽が沈み
闇が覆う

その繰り返しは

どんな事をしても
覆す事は出来ない

何処までも続く


177 名前 : 投稿日 : 2005年03月19日(土) 23時49分56秒
私はあなたがとっても大好き
だからね?ほら
あなたの血で服を染めたの
あなたの骨で飾ったの
あなたの臓物を食べたの
とっても綺麗になったでしょ?
あなたの好みになったかな?
だからおねがいごほうびに
最後に残ったあなたの唇に
キスする許可を私にください


178 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月20日(日) 15時31分26秒
あなたには大切な人がいますか?
本当に大切なものって、失ってからじゃないときずかないことが多いです

失ってからじゃ遅いのに・・・・

後に残るのは後悔ばかり・・・・

私はもう失ってしまったけど
あなたは失わないように
しっかり大切な人を守ってくださいね

そして
いつも大切な人と心から笑い合えるように・・・・・


幸せになるように願ってます



179 名前 : 投稿日 : 2005年03月21日(月) 21時43分19秒
『依存症』

君が居ないとダメなんだ。
君が居ないと
死んだも同じ
だからそばに置いておく

暗い地下室に 君だけを

誰にも見せない 触れさせない

僕は君を愛してる
だから独り占めしたいんだ

だから

そんな目をしないで

君も僕を愛してよ


・・・・・・・・・・・・
六さんへ(返品可
お題ありがとうございました!
(依存症からズレてる気が・・・ゴメンナサイ・・・)


180 名前 : 御門 投稿日 : 2005年03月22日(火) 04時36分19秒

彼は、羽衣を取り返した天女の子。
母に捨てられ、地に縛り付けられた、哀れな子。
母を騙した男の血を引き、夫を憎んだ女の面影を受け継ぐ。
取り返す羽衣さえない彼は、薄汚れた地上にしか居場所はない。

彼の瞳は、あれほどまでに空を望んでいるというのに。


181 名前 : ペン 投稿日 : 2005年03月23日(水) 09時03分17秒
不死身は死なない
そんな力を持ったんだ
一生死なない 裏を返せば
苦しくても 一生死ねない
知らなかったそんな論理
いつの間にか 痛さが僕を
襲ってた こんなに痛い 死ねないよ
理由? 分るお前なら
「僕は不死身だ」だから死ねない
苦しみに 一生耐えなきゃ
苦しいよ 死ねないよ
今日も不死身が嘆いてる
言っただろ?
いい薬には副作用があるって… この詩は雅さんの
                 おみやげです。 
               


182 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月23日(水) 12時20分22秒
笑わない君の口

どうしてだろう

君は何が不満なの?
笑えない理由があるの?
如何してなの?
僕が嫌いなのかい?

ねぇ
ねぇねぇ

気に食わないなあ。


183 名前 : Calico 投稿日 : 2005年03月26日(土) 18時25分51秒
重い永遠という鎖に
僕はつながれて生きている
老いることも死ぬことも許されない体は
老いて死んでいくあの人の影を追うこともできない
永遠 不死 不老 永久  僕が永久に放されない言葉
何もやることもなくただ過ぎていく時間は
人の一生分が終わる頃ふと気づく
嘆いても 嘆いても
永遠からは抜け出せない
傷ついて 傷ついて
その傷が癒える日はまだこない
涙を拭けば巡る思いで 僕の胸を締め付ける


184 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月27日(日) 05時42分26秒
お前と俺とでは考え方が全然違っていたから
ついカッとなっちまったんだ。
ついお前の細い首を折っちまったんだ。
ついお前の息を止めちまったんだ。
許してくれよ、これでも愛してたんだ・・・


185 名前 : sin 投稿日 : 2005年03月27日(日) 05時43分45秒
184番私です・・・;
名前入れ忘れてました!すみません;


186 名前 : 道化 投稿日 : 2005年03月27日(日) 06時22分57秒
白い肌 華奢な肩 桜色の唇に 腰まで届くかのような長い白金髪
正確無比に並んだ蒼色の瞳が 彼女の意思の強さを僕に伝えた
彼女の容姿は呼吸を止めてしまうほどに 綺麗で 且つ可憐
純白のドレスも 彼女の天使のような優しさを強調している
人形 彫刻 絵画 何れの美術作品と見紛うほどに 美しい存在

しかし それを最後は僕が仕上げた
彼女の死を彩った 僕だけの 僕のためだけの 芸術的作品
心臓を貫いた銀色のナイフが 盲目に有限の命を儚く映す
流出を止めない深紅の涙が 母なる大海のように 零れ落ちる
題名は これを置いて他に無いだろう
今はただ 僕の胸の中で おやすみ 「血に塗れた女神様」


187 名前 : 夜美 投稿日 : 2005年03月27日(日) 15時02分14秒
嫌な思い出なんて一生消えないよ
だから一緒に死のう?

こんな世界に君と僕がいても意味なんてないんだ・・・
一緒に死んで一緒に幸せになろうよ
血まみれの堕天使なんだからさ・・・・

生きていたらいつかは殺されて食べられるんだ
なら自分から死んだ方がいいんじゃないか
この青い空をずっと飛べる訳じゃあるまいし
青い空を君の手で赤くしたらいいよ
その薄汚い羽はこの青い空がしたんだよ
今が今こそが死に時なんだから・・・・・・・・・・


188 名前 : 道化 投稿日 : 2005年03月27日(日) 16時28分59秒
この際なので、在庫を放出します(長い)↓

私を殺して――――― 手紙にはその一文だけが記されていた
手紙をたたみ 僕は彼女の水晶のような瞳にフォーカスを合わせた
その瞳はいつもながら 全てを許容するほどのキャパシティ もしくは、女神のような慈しみ
そして 生を諦めた従順な天使のような甘い幻想を伴っていた
その誘うような瞳が僅かに揺らぐ
彼女が柔らかな唇を動かした
「お願いです…… 私のただ一つの願いなの」
貴方に と唇だけが形を作る
僕は見ない振りをして しかし その動きを追った
ごくり と のどを鳴らす
そう……
もともと彼女には 恐れを抱いた一羽の小鳥のようなイメージがあった
けれど それは表面的なものであって 決してインサイドではないと思っていた
だが……。
殺してほしい―――― 確かに…… 彼女の小さな唇はそう動いた
真摯な眼差しが 僕の揺れる心を貫いた
けれど 僕は決意を見出せなかった
手に握られた一本のナイフは 僕の弱い心 そして彼女の死への羨望を静かに
しかし色濃く写していた


189 名前 : 叫子 投稿日 : 2005年03月28日(月) 12時31分19秒
赤い赤い夢

ここは安らぎの海

聞こえる・・現世の嗚咽と因果 母なる鼓動

赤い海の安らぎから解き放たれる

悲しみと 恐怖で

私は涙をこぼし 泣いた

安らぎを取り戻すように手を伸ばしつかもうとする
でも
もうあの安らぎは戻らない。


190 名前 : 夢見屋 投稿日 : 2005年03月28日(月) 16時18分53秒
忘れていたわけじゃないんだ

「ありがとう」も、「ごめんね」も、ただ足りなかった。

それだけなんだ

僕の感情表現が

足りない僕の頭で、精一杯の愛情込めても

あなたを愛し続ける事は、出来なかったけど

ぼくはそれでも、満足だったんだよ

足りない頭なりに、僕は考えたんだよ

これからも

ずっとあなたのそばに居られる方法

残酷かつ美しい

あなたのそばに居られる

たった一つの・・・


191 名前 : さつき mail 投稿日 : 2005年03月28日(月) 18時39分21秒

くるしい・・
くるしい・・
闇の中で叫ぶ君
たすけて・・
たすけて・・
死の中で叫ぶ君
出来る事ならその苦しみからすくってあげたい 
きずいた時はもうおそかった
きずいた時君はもう深いとどかないところにいたから・・
闇の中一人言ってしまった君
僕の手の届かない所に行ってしまった君













192 名前 : 投稿日 : 2005年03月28日(月) 20時06分27秒
庭に綺麗な桜の木
天まで伸びる 長い幹
綺麗に咲いた 赤い花
綺麗に育った その理由?
君が育ててくれたから
血で染まった赤い花
君で育った長い幹
君が育ててくれたから
君のように

美しく

君のように

花が散る


193 名前 : Calico 投稿日 : 2005年03月28日(月) 23時57分26秒
vampireboy


血が欲しいと騒ぐ
この血にうち勝つ勇気がない
後ろを向くと過去の惨劇
ぼくは強くありたいと願う

ごめんなさい ママ
顔も知らないママ
ごめんなさい パパ
止められなかったんだ
色濃く流れる血液
僕の血はあなたの血です

血が欲しいと騒ぐ
この血は僕を苦しめるの?
前を向くと未来の明日
僕は強くありたいと願う

ごめんなさい ママ
顔も知らない ママ
ごめんなさい パパ
止めようと思わなかった
色濃く流れる血液
僕の血はあなたの血です


194 名前 : 投稿日 : 2005年03月29日(火) 11時30分11秒
静かに流れる君をずっと見ていた
裂けた細い首筋を
月が優しく照らし出す
もう戻れないなんて
初めから理解っていた筈なのに
儚く緩く流れ出る
幻想に身を委ねたまま墜ちていこう
覚めない夢ならば
君の姿も見えぬまま
月は二人をただ照らし出すだけなのに
静かに流れ出た
紅に染まる月
君と僕を映して―――。

↑↑
5年程前の遺物を発掘致しました(笑


195 名前 : アオリーノ 投稿日 : 2005年03月29日(火) 19時11分38秒
ガッパリと割れた君の頭に手を突っ込んでこねくりまわす
君の記憶なんて消えてしまえばいい
僕とあの子を苦しめるような事考える脳は潰れてしまえ

君はいきなり現れた
君は僕の場所を奪った
君はあの子を僕から奪った
あの子は汚され泣いていた

君の腸はあの子へやろう
君の目玉は踏み潰してやろう
君の顔なんて壊してやるよ
君があの子の心を壊したように

あの子の夢の話を聞いて確信した 壊れてしまっている…

君の存在が最初から無ければよかった
あの子と僕は恋人だった
君があの子を壊さなければ…
君さえあの子を汚さなければ…

気づいたら もう明け方
窓から差し込む光が 部屋の惨状を映す

今から会いに行くよ
僕ももう多分狂っているから…
また一緒にすごそう…


196 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月29日(火) 20時19分05秒
---小さい時の夢---

「ねえ。おかあさん、お花が笑ってるよ」
「・・・?」
「おかあさん、お花が」
・・・見てよ

「花は笑いませんよ?」

ちがうよ
わらってたんだよ?
嘘じゃないよ。
信じてくれないの?

ほら
信じないから
お口が裂けてきたよ?
お母さん?
お母さん・・・??

お母さんも信じてくれたね
笑ってるでしょ?


197 名前 : 道化 投稿日 : 2005年03月30日(水) 07時34分51秒
硝子の花瓶が砕け散った 甲高い衝撃がソプラノを彷彿させる
輝く飛沫は水滴を真似 破片達が青く澄みきった空を映した 
少女が破片の一つに手を伸ばし 欠片の中の蒼に微笑みかけた

ほら 向こうの世界はあんなにも綺麗
此方側と比せば 過言すら無く雲泥の差
故に 人は其方側に 憧憬の念を抱く
その願いを叶える事は しかし決して不可能な事では無い
個人という名の下に 誰しもを持っている一本の鍵がある
私も 君も あなたたちも 自由を齎す鍵を一本持っているの

その鍵を使って 扉を開けたいなら 私は止めないよ
檻から外に出たいなら 自由な世界を渇望するなら
その鍵を使えばいい 誰にも気兼ね無く翼を広げればいい
けど これだけは覚えておいて 此処は「社会」という名の檻の中
外に出たら あなたは犯罪者 生命の連鎖を断ち切る非人に
でも あなたが檻の中にいる内は 法があなたを守ってくれるのよ


198 名前 : スパナ一色 mail 投稿日 : 2005年03月31日(木) 00時07分07秒
好きよ好きよ大好きよ好きよ
心地良い 此の気配
血沸き肉踊る 今日はなんて素敵なのよ
粧したいでしょ 赤はお好き?
出血大サーヴィス お膝の上

好きよ好きよ大好きよ好きよ
血が熱い 好く巡る
狂わせたいの 染めあげたいの
定番の赤色に 慈しませて
暴君サディスト 骨まで斬って
召し上がって頂きたい
皮剥いで 構わない
好きよ好きよ大好きよ好きよ


199 名前 : 名も無き人 投稿日 : 2005年03月31日(木) 11時58分22秒
あなたを連れ出してきてしまった

もう外へは出られない 弱っていく身体

以前よりも白く美しくなったあなたは悟りきったように

話した 散っていく桜のような微笑で

もう逢えない そう思ったら

僕は さらってしまいたい衝動を抑えられなくなって

  匣 の 中 

君は ずっと ずっと 白い顔をして 微笑んでいた


200 名前 : ペン 投稿日 : 2005年03月31日(木) 12時13分10秒
なんでクマちゃん汚すのよ
お母さんが倒れてる
お父さんは追いかぶさってる
血の水溜り 息はもうない
お気に入りの人形が 血をかぶって
笑ってる 腹が裂けてる 
色々触った 遺体たちを
…応答無しで 楽しくない
けれど背筋が凍ってしまう
殺したのは 兄だった
次は…私か? どうだろう
私は無残に死んでいた 血が服に
クマちゃん 逃げて・・・殺される
お気にのクマは笑ってる
兄はもう殺人鬼 赤い部屋
いろんなものに 血が重なる



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